小説

※当サイト的には長嶋有氏を応援したい

泣かない女はいない

泣かない女はいない

多分エッセイ集(色んな気持ちがほんとうの気持ち)読まなければ買わなかった一冊。
表題作でなく同時所収の中篇「センスなし」を目当てに購入。
一応夫の不貞で荒む妻の心象を描写した純小説という体裁をとりつつ、いちタレント「デーモン小暮」の喋りの魅力を一般的な方向(10万ン歳とか悪魔メークネタ)以外の面から伝えるという奇妙な語り口。こんなん極めて限定された層(具体的には『デーモン小暮オールナイトニッポン』リスナー)以外にはわからん気もするが(w いーのかな。
こーゆー語り口だったらオレにも書けそう(無理無理)
そして小説の主人公のモノローグから、長嶋氏自身が聖飢魔IIではなくラジオDJのデーモン閣下のファンだったんだなぁと推測されるあたりにシンパシー。(自分もそうだったので)まぁ後から楽曲(←教典と呼べブワハハハ)も聴いてるみたいですが。ライブ(←ミサと呼べブワハハハ)には行った事なさそう。(←とか言ってるオレも花博会場でやったヤツ招待券で行ったダケですが)
とりあえずデーモンのANNは面白かったという事で。「だだだだ大徹『がんばって!』」