漫画(昔話シリーズ)

個人的蛇足ながら私と赤塚作品の思い出…といいつつ「おそ松」「ア太郎」はリアルタイムでなかったので「天才バカボン」の話を。

1970年代中盤
思えば物心ついた頃からアニメで「天才バカボン」(最初の「パパが真面目に植木屋やってるシリーズ」)の再放送を熱心に視ていた幼少時代でありました。(大阪よみうりテレビ制作だったので他の地方より再放送の機会は多かったかも)
更に小学校に入り自我が芽生え出す頃、タイミング良くアニメも「元祖天才バカボン」としてリメイクされグレードアップ。ナンセンス度もアップして登下校をタリラリラーンと口ずさむ程嵌っていた折、書店に並んでいた原作単行本の最新刊を見て、親にねだって買って貰い読んでみると。
…。
あ〜、まだ精通もない小学校低学年のガキが、


等身大漫画や絵とフキダシが逆の漫画や左手で描いた(ウソ)漫画やオマワリと泥棒のダジャレ合戦や警察の隠語講座やカメラ小僧篠山紀信の猥褻写真やオ○ンコやキェンキャイキャキャキョンやその他諸々のアヴァンギャルドな漫画を(知識もないまま)読んでしまったと思いねぇ。


その少年の趣味が以降ちょっと過激でキ○ガイ気味な傾向になってしまったとしても誰が責められようか。
それはあたかも、絵本が表紙で中身が「鉄兜の歴史と戦場における有用性」だった乱丁本を親が間違えて幼児だった息子に与えてしまい、子供が鉄カブトマニアになってしまったかの如く(ウソ)。
「たたえよ鉄カブト!」
…いや初期の人情話や落語っぽい上手いオチの話も好きですけどね。
最初に実験作やド下品作(笑)から触れちゃったのはマズかったかなぁ。親に「オ○ンコ」の意味も聞けないし(←こらこら)

いや、…。
これでいいのだ。