漫画
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/23
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
「かくなる上はこの地球破壊爆弾(ヤバいマーク付き)を!!」
「フヒー、ヒッ、ヒッ、ヒ…」
・
…だけではナンなので小話を一席。
(ブルボン小林氏の受け売りですが)ドラえもん第1話でのび太をジャイ子とではなくしずちゃんと結婚させようとするセワシに、のび太が「そうすると君は産まれなくなるんじゃないの?」と(タイムパラドックス的)指摘をしてるのはスゴイと思う。
更にドラえもんが「だいじょうぶ、なんとかなるから」「到着地が同じならどんな経路を通ってもいっしょだから」的ゴマカシ方(?)をしてるのもスゴイ。
今考えるとこのやりとり自体(子供向け漫画としては)不要にも関わらず、藤子F先生のS・F(すこし・ふしぎ)スピリッツが曖昧にする事を許さなかったんだろーなぁと思うんですがどーでしょう。
しかしガキの頃は読み飛ばしていたが、よく考えるとこの「セワシ君はひいおばあちゃんがジャイ子からしずちゃんに変わってもセワシ君なのか?」という話、奥が深すぎないっすか?
ちなみにSF界でのタイムパラドックスに対する解答として「タイムマシンで過去に行って多少無茶な改変をしても“なんとかなる”」説も有力だった気がするので、ドラちゃん適当にゴマかしてる訳ではないのよね。確か。
つーかこういった細かい事に拘ってしまう事が大人になるって事のよーな気がするなー、あぁボクはどーして大人になるんだろー♪(by少年期)